アニラジへのメール投稿のススメ

声優に触れ合うべくイベントに足繁く通い続けている声優オタクに言いたい。

是非ともアニラジにメール投稿すべきだ、と。

自分が書いた物を好きな声優に読んで貰える、その瞬間の高揚感は脳を震わすほどである。

そこでは接近戦のイベントでも到底及ばない精神的交流が味わえる。

アニラジに投稿するメールとは、声優とファンがダイレクトにやり取りするラブレターに他ならない。

 

とはいえ番組でメールが採用されるにはテクニックが必要だ。

知らないといつまで経っても採用されない前提もある。

 

短すぎるのはもちろんだが、長すぎるメールも読まれない。筆者はこれを「三行ルール」と名付けている。

最初の一行は必ず挨拶で始まり最後の行も質問で終わるので、実質真ん中の一行で想いを伝えなければならないのだ。

 

一行目。挨拶や声優の呼び方で捻りを効かせるか、ノーマルで行くのか。自信があれば挑戦するのもいい。

しかしこの行はさほど重要ではない。

 

二行目。作品や声優の演技に対して思うこと、或いはそれらとは関係なく声優のプライベートに迫ることを書くのか。

この行が一番重要で、声優に伝えたいことや聞きたいことが主な内容になる。

ここで注意したいのが、「自分を語りすぎず声優も語りすぎないこと」だ。

自分と声優の間に私的な雰囲気を醸し出し排他的な雰囲気になると採用されにくい。

自分と声優だけではなく、一緒にラジオを聴いている他のファンを楽しませることを忘れてはいけない。

 

三行目。二行目を受けてパーソナリティの声優が答えるための質問になる。

当然だが予想される答えまで盛り込んでしまって、声優が答える余地が無いということは避けないといけない。

あくまでコミュニケーションなので自己完結するのは避けるべきだ。

ここまでが「起承転」で、後は声優が番組内で答える「結」になる。

 

そしてメールの内容と関係ないのだが、メールを投稿し続けることが大事だ。

メール職人が凄いのは採用されやすい内容を書くだけではなく、継続的にメールを送っているからだ。

そのメール職人のメールが読まれることが多いが、意外と多くのアニメや声優ファンはラジオに対して消極的なのである。いわゆる聴くだけリスナーだ。

 

以上を踏まえて番組のニーズに合致するメールだと1回は採用されるだろう。

全12回の番組として2回以上読まれるのは奇跡なので、1回読まれたからといって更なる採用を目指して頑張り過ぎると

努力が空回りすることになるので気をつけたい。