攻撃材料を見つけるために声優の言動をチェックしアンチ活動に虚しく勤しんでいる存在、それが声優アンチである。
彼らなど存在しない方が声優業界やアニメ業界のためだが、
彼らの有り様が我々声優ファンの心の在り方に通じるのではないかと考えると存在意義が理解出来なくもない。
声優ファンにおける声優アンチの割合は、不祥事が持ち上がった際の声優への
応援したい気持ちと否定したい気持ちの比率だと仮定出来ないだろうか。
不祥事を起こしたり演技でミスをした声優に対して、我々声優ファンは意外と手厳しい。
少なくとも無理に肯定はしようとはしないのである。
この手のひらを返すような、一見軽薄に見える態度が規律と秩序を生み出し声優と作品への信頼をもたらしている。
声優は演技でもって作品に尽くすのが本分である。
今後、作品を超えるような声優の存在やその起用法を廻って不祥事があるかもしれないが、
その時でも厳しい眼差しを向けることを声優ファンは忘れてはならないだろう。