2021-01-01から1年間の記事一覧
現在声優の立花日菜さんの人物批評を執筆中なのだが、今回はその彼女の置かれた状況を考察して副産物的に生まれた アイドルコンテンツと声優の関係の記事である。 ラジオを聴いて興味を持ったものの、立花日菜さん自体よく知らず彼女の人となりを深堀りして…
今期、完全にダークホースであろうアニメ『世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する』を筆者は堪能している。 作品全体に制作者の美意識が行き渡っており、作画に品があり 演出も遠慮せずその作画を贅沢に活かす方向性である。 転生前の主人公が初老というの…
泣きゲーなんて所詮、エロゲーを買えなかった奴のいいわけ - サブカル 語る。https://arrow1953.hatenablog.com/entry/2015/10/24/071554 かつてエロゲの主流であった泣きゲーを批判し、エロゲの形式さえも否定するといった趣旨である。 今現在の衰退してい…
なぜシミュレーションRPGが、RPGの中で斜陽のジャンルとなっているのか考えていきたい。 シミュレーションRPGは、コマンド式RPGの恩恵を多大に受けていた。 コマンドが入力されるまで戦闘の時間が停止する、それがコマンド式RPGの特徴である。 戦闘でのキャ…
異性の声優に対して熱狂的になる、それは声優に興味を持ち始めた誰もが通る通過儀礼である。 そしてファンであった声優の結婚や交際が発覚する度に、我々声優オタクの心は破壊されてきたのである。 しかし、その心臓は修復され強化されてきた。 異性の声優に…
数年前、様々なフリーゲームを漁っていた筆者が非常に衝撃を受けたRPGとの出会いがあった。 それが『ワールドピース&ピース』と言う作品である。 圧倒的なボリュームで紡がれるダークファンタジーRPG「ワールドピース&ピース」 https://forest.watch.impre…
【TVアニメ『ラブライブ!スーパースター!!』ED主題歌 第2話ver.】https://youtube.com/watch?v=A1bleJVhZeY このEDを観て絵コンテと演出を務めたアニガサキの監督河村智之さんは、とてつもないJKフェチだと確信した。 そう言うと語弊があって失礼かもしれな…
本当の意味で百合は尊ばれているのか疑問がある。 自分を投影した男性主人公を通してヒロインを愛でてきた男性オタクを考察の対象とする。 彼は百合の関係にある二人の女性が心理的な交流が深まるほど興奮を覚える。 肉体的接触も激しくなることさえ積極的に…
最近ではアニメの第1話でOPが流れることが珍しくなった。 多くの作品が足並みを揃えるように、その流れに従っているのは理由があるのだろう。 憶測でしかないが、その理由は視聴者のネタバレへの配慮と OPより本編に時間を割きたいことだと筆者は考える。 ど…
筆者が戦争もののFPSゲームをやり始めて最初慣れなかったのがリスポーンのシステムである。 死んでもすぐに戦場に舞い戻る、そのリプレイとも違う違和感はすぐには受け入れられなかったのだ。 しかしそれは仕方がないのである。 いくら卓越したプレイヤーと…
風が吹いて草が揺れ花弁が震える。 古来より日本人はそのような情景に感じ、その情感を歌や俳句に詠んだ。 それでは現代のオタクに受け継がれた感性の対象は何だろうか? アニメでは目パチ口パクと同様に、髪の揺れや靡きはどんなに制作の作画リソースが足り…
昨今、作品を評価するにあたって作品外の要素を考慮した言説が多い。 絶対的な評価の基準を持たない一般人はそれで良いのだろう。 しかし我々オタクがそれに倣うのならば非難は免れない。 スタッフや制作の事情などの業界知識を知りたがり、また語りたがるの…
アイドルアニメに否定的な筆者がアニメ『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』にハマったのは、 主人公の高咲侑のおかげである。 今回はその魅力と、彼女が他のアイドルアニメの主人公と異なっている独自性を語ることにしたい。 高咲侑はスクール…
オリジナルアニメは他のメディアに原作を持たないアニメである。 制作の全てをアニメ業界の人間だけで賄う作品は、ヒットする確率が余りにも低いことが経験上分かっているので、 キャラクター原案やストーリー原案は他の業界の人間を引っ張ってくることにな…
【追加版】虹ヶ咲アニメスタッフの本気度がわかる!小ネタ元ネタ解説動画【字幕解説動画】 https://m.youtube.com/watch?v=YxXBETXZWQk この解説動画で分かるが、アニメ『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』は 制作者による拘りや仕込みが随所…
個人的なことだが、しばらくアニメから遠ざかっていたこともあり それに附随するコンテンツであるアニラジや声優ラジオにも疎遠になっていた。 最近、時間的な余裕ができ、過去のアニメを視聴するようになって 遅ればせながらお気に入りの作品を見つけられた…
元々オタクは与えられる題材が無いと成り立たない存在である。 拘る対象があってこそのオタクだ。 しかし近年、アニメとアニメオタクを廻る状況に不安を覚えることがある。 前提として、アニメの製作は視聴者に媚び易いということは忘れないでおきたい。 先…