オタクはオタクにいてほしい

なぜオタクライブでコールを巡る対立が後を絶たないのか - オタクの戯言ブログ
https://amtn828920.hatenablog.com/entry/2019/12/02/151534

 

アニメや声優イベントでの「イェッタイガー(家虎)」のコールを容認する要旨の記事である。

この記事自体ネタなのか本心から書かれたものなのかはともかく、

実際に家虎コールをして騒動を起こしている者(厄介)が存在しているのは事実である。

 

なぜ他の観客が迷惑に感じるのか様々な分析がされているが、筆者が一番問題視しているのは

演者より目立とうとする彼らの姿勢だ。

ライブやイベントで楽しみたいのは当然だが、彼らを楽しませているのは演者である。

会場を演者とファンの交流の場だと考えれば、演者の感情とパフォーマンスを損なう行為は以ての外だ。

他の観客も演者を中心とするイベントを楽しみたいと想像出来るはずである。

そこまで思いが至らないのは、俗に言う消費者意識故だ。

お金を払うことが自らのあらゆる行いの免罪符なのである。

例え消費者の立場であっても、自らを弁えないといけない場があることを知らないのだ。

オタクのいくつかある語源に、彼の存在や主張に家のような縄張りを認めたというものがあるが

厄介の「オタク」はもはや城であると言っても良い。

それは孤立を深めたり、または他を攻める拠点である。

 

イベントは「参加」するものだということを忘れなければ、誤った振る舞いをすることはないはずである。

 

しかし、そんな道徳的なことを言っても意味がないので具体的な対策を考えるとすると、

イベントを主催する会社はもちろん、会場を保有する企業で迷惑行為をした厄介の情報共有をするしか方法が無いと個人的には思う。

それにより迷惑行為への抑止力を高め、そして実際に迷惑行為があればあらゆる会場への出禁とさせる。

ペナルティーとしては重すぎるかもしれないし、個人情報保護の観点から実現は難しいかもしれないが、

これから厄介が重大な事件を起こす度に、より広く厄介の情報が多くのイベントの主催者で共有する流れにはなるのでないだろうか?