第2期『ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』11話感想

部への昇格を否定して同好会のままでいることを肯定するメンバーたちのセリフが頭に入って来なかった。

どれも部であっても必ずしも否定されることでも無く、

絶対に同好会でなければならない理由がメンバーの言葉に見当たらなかった。

唯一、新たな入部者への配慮として同好会の形式を残すせつ菜の主張は説得力があったが

深堀りされることもなく他のメンバーの中に埋もれてしまった。

3年生の卒業問題も前話から唐突に匂わせるように現れて、物語の必然的な課題とも思えなかった。

 

どちらも製作側が想定したファンの疑問に答えた形なのだろうが、

無理をして回答することで不自然さが目立ってしまった。

アニメは2期で終わりなので、曖昧なままで先送りにしても良かったのではないだろうか。