そこに疚しさはないのか

女性声優が出演しているソシャゲの動画番組を観ていると、昔とは違う光景がある。

女性声優のルックスと釣り合いが取れてない中年男性が、一緒に出演しているのだ。

何故彼らが居られるかと言うと、ディレクター・プロデューサー・開発者などの肩書を持っているからである。

画面に声優しか出演させないアニメの特番ではほぼ見られないことである。

ジャンルの違いによる文化の違い、というよりソシャゲが持つディープな性質である

複雑なシステムの説明や宣伝が制作者の番組参加を求めているのだろう。

 

女性声優がファンの目に見える形で異性と交流することをタブー視するのは、今では過去の話となったようだ。

それほど熱狂的なファンが少なくなったことでもあり、声優とファンの成熟した関係が出来ているということでもある。

 

ただ、制作者という名詞に隠れて不埒な個人が居ないとも限らない。

そして、それに着目して疚しいと批判する昔気質のファンがいたならば、

自身が望む声優との関係に疚しい気持ちを抱いていると言える。

 

両者の確執がトラブルになって炎上しないように動画番組に出演する制作者は、

絶対に女性声優に対する「性欲」を視聴者に見せてはならないだろう。