2022-01-01から1年間の記事一覧

有名になる前に代表作を生んだ創作者とどう付き合うべきか

今月初め、『お茶会への招待状』というフリーの乙女ゲームが6年ぶりにアップデートされた。 創作サークル .aihenhttp://dotaihen.xxxxxxxx.jp/ 各登場人物はメインルートは当然として、他のルートでも別の側面が補完されていて 丁寧に肉付けされた内面の厚み…

ゲームがスポーツになった瞬間

同時代に生きているとある出来事が持つ画期的な意味に気付けないことがある。 現代ではゲームをプレイすることが、e-Sportsやゲーム実況などで 社会的に認められたり生計を立てる手段として確立されている。 それはインターネットと動画配信の土台が築かれれ…

均衡のダンス

ウマ娘「ユメヲカケル!」ウマ娘 プリティーダービーhttps://m.youtube.com/watch?v=Vs6Oc_XJkhU イベントやライブで披露されるダンスは、ゲーム内の飛んだり跳ねたりな派手なそれをかなり間引いたものである。 今回は声優にダンスさせることを可能にしたキ…

バランスと人権

対戦ゲームの戦場に投じられるユニットやウエポンに差がなく平等と言うのは幻想である。 平等に見えるのは開発者がリリース前には入念に、その後もプレイヤーの戦績や意見を踏まえて 性能や能力をアップデートで調整しているからである。 特にリアルの武器や…

初めての実況視聴

アニメをSNSで実況しながら視聴するという現代ならではの新習慣を筆者は好まない。 それはアニメを鑑賞しているのでは無く、イベントとして消費しているからである。 SNSでの即座の発信は反応であって、解釈では無い。 よって視聴で得られるものは感想であっ…

2周目はお断り

前回の記事で創作者が長編を発表するメリットを語ったが、その長編についても筆者にも注文が無い訳では無い。 RPGなどの2周目からの「強くてニューゲーム」の面白さが、昔から筆者には全然分からなかった。 いくら自分のキャラが最初から強化されていても、…

長編に心射抜かれたい

最近の筆者には気がかりな事がある。 以前ブログでも紹介したフリーゲームの長編RPGの作者の近頃の発言から伺える制作方針である。 https://twitter.com/_T_FTA/status/1495720429277020161 https://twitter.com/_T_FTA/status/1495722369599807488 結論から…

#clip もひろんが様変わり

オタクの筆者にとって神がいるとしたら、それは漫画家の鬼頭莫宏である。 『なるたる』を読んで漫画が持つ奥行きと構成に魅せられて、現在まで続く何かについて「語る」という筆者のオタク活動が始まった。 残念ながら『ぼくらの』以降、同じ傾向の世界観の…

ネット整形

最近立花日菜さんの記事の執筆の関係もあって新人女性声優の画像を見る機会が多い。 それは、声優の美醜に関心が無くなった筆者からは久しく失われた行いである。 長年の時を措いて見た今の女性声優たちに気付いたことがある。 一部にSNSに上げた写真を加工…

アニガサキ2期への漠然とした不安

アニガサキ2期まであと2ヶ月程だ。 アニメの多くは2期は1期に劣るものなのである。 2期以降も面白いのはそれこそアニメ史に残るくらいの傑作になるだろう。 筆者もアニガサキがそんな傑作の仲間入りすることを願う一人である。 しかし不安はある。 まず誰も…

侑あゆに同人誌は要らない

RADIOアニガサキは、高咲侑役の矢野妃菜喜さんと上原歩夢役の大西亜玖璃さんがパーソナリティを務めるラジオ番組である。 筆者がアニメに続いてラジオまでハマったのには理由がある。 現実の二人にアニメの役が引き継がれているからだ。 矢野さんが虹ヶ咲プ…

【下書き】立花日菜さん 推されたい個性

彼女を読み解くキーワードは、「自分本位」と「襞の無い内面」である。 それを証明する彼女の発言の数々を見ていこう。 まず彼女の声優志望の動機には不純さが紛れ込んでいる。 「自分の身体を使った『カワイイ』は現実の自分では表現できず、アニメの世界で…

伊達さゆりさんはピュアでも伊達おじはピュアじゃない

伊達さゆりさんと言えば言わずと知れた『ラブライブ!スーパースター!!』の大人気声優である。 その高すぎるポテンシャルにラブライバーはもちろん、いずれラブライブでの役割を終えた後の 一般アニメへの進出と活躍を期待している声優オタクもいるだろう。 …